
photo by Norihiko Izumiya |
幼少よりチェロを父平井丈一朗に、ピアノと作曲を祖父平井康三郎から学ぶ。桐朋高校を経て米国ロチェスター大学政治学科を卒業。イーストマン音楽院、ピーボディ音楽院で指揮法を学ぶ。92年、ワシントンの若手演奏家からなるキャピタル交響楽団を結成し音楽監督に就任。翌年より、ヴァージニア州オークニー・スプリングスにて国際音楽祭を主宰する。95年、チェコのカルロビ・ヴァリ響を指揮し、ヨーロッパデビュー。97年、チェコで開催された第6回フラデッツ・クラーロベ国際指揮者コンクールで第1位となり、直ちにチェコ・ヴィルトゥオージ室内管弦楽団の首席指揮者に就任。2000年3月、ヤナーチェク・フィルの定期演奏会に出演して絶賛を博した。
作曲家としても数多くの作品を発表、作品はオペラ、歌曲、管弦楽作品をはじめ多岐にわたり、03年2月、自作オペラ「かぐや姫」の世界初演(めぐろパーシモンホール)では、「作曲・台本・指揮」の3役を見事にこなし一躍楽壇の注目を集めた。これまでに指揮をD.エフロン、F.プラウスニッツ、O.トゥルフリック、サー・コリン・デイヴィスの各氏に師事。日本国内では、すでに新日本フィル、日本フィル、東京フィル、東響、新星日響、東京シティ・フィル、東京ニューフィル管、東京ニューシティ管、京響、名フィル、神奈川フィル、関西フィル、札響、山形響などを指揮、02年6月、東京都主催「フレッシュ名曲コンサート〜明日のクラシック界のスター達」に出演し、NHK交響楽団をはじめとする都内8つのプロ・オーケストラからなるオール・Tokyo・シンフォニー・オーケストラを指揮、「新時代を担うホープ」と賞賛された。
オペラ指揮者としても各地で活躍し、02年3月には歌劇「椿姫」(“鯖江オペラ塾”公演/福井県鯖江市)でオペラデビュー。03年7月には歌劇「蝶々夫人」(同塾公演)を指揮。11月には新国立劇場小劇場にデビュー、歌劇「ポントの王、ミトリダーテ」、「ルーチョ・シッラ」を指揮し大成功を収め、05年4月同大劇場にて歌劇「フィガロの結婚」を指揮、その優雅かつダイナミックな指揮振りや溢れ出る音楽性は高く評価され、大きな話題を呼んだ。04年12月には歌劇「ラ・ボエーム」(“オペラ彩”公演/埼玉県和光市)、05年2月には自作オペラ「かぐや姫」(徳島市)、9月には歌劇「カルメン」(四国二期会公演/高松市)、06年1月には新国立劇場にて歌劇「セルセ」を指揮。同月、東京オペラ実験劇場音楽監督・指揮者に就任、4月には旗揚げ公演「椿姫」を指揮して大成功を収めた。
03年2月には米国での「Japan Festival」に客演し好評を博し、9月にはロンドン公演のほかチェコで開催された「第12回ヤング・プラハ音楽祭」のファイナルコンサート(ドヴォルザーク・ホール)にも客演指揮し、聴衆の熱狂的歓迎を受けた。05年5月には「第7回別府アルゲリッチ音楽祭」にも招聘されている。
06年6月には、“2006年日豪交流年”のメインイベントとして豪州首都キャンベラにて開催された、自作オペラ「かぐや姫 」公演を指揮、地元メディアでも最大級の評価を得て、引き続き開催された凱旋公演(埼玉県和光市)は、NHKニュースでも取り上げられるなど好評を博した。12月には妙高市文化ホール(新潟県)リニューアルオープン記念事業として再演され、今後もプラハ(スメタナホール)はじめ国内外各地での再演が予定されている。2008年1月、「かぐや姫合唱団」が創立され、音楽監督・指揮者に就任。同年11月には「第23回国民文化祭・いばらき2008」より委嘱された新作オペラ「小町百年の恋」(作曲・台本)の世界初演で大成功を収め、NHKほかの特別番組が放映されるなど、大きな反響を呼んだ。09年12月にはシドニーオペラハウスで指揮するほか、現在最も活躍が期待されている若手指揮者である。
(2009年2月現在)
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